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2019年2月17日 (日)

2019年2月17日(日)小倉ヶ辻(吉母富士)と下関市立考古学博物館

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あだると山の会のメンバーはなんか小高いところがあればなんでも登っちゃいます……というわけかどうかはわかりませんが、今日は、それほど有名でないであろう「小倉ヶ辻(吉母富士)」と「下関考古学館にある前方後円墳」の頂きに登ってきました。 (by 763酒井)



あだると山の会の山行は山行目的およびグレード(W~D)に分けて行われています。
このグレードを決める基本は山行目的、目的地により多少異なりますが「季節/地域」「登る山の標高」「登山道の難易度」「実歩行時間」「累積標高差」その他をそれぞれ点数化して算出し、合計点で決めています。
算出の方法は、国内標準できまいっているなにがしか、ではなく、あくまで当会の独自基準なのですが…… このブログを書いている僕がいろいろと参加してみるに……


B   結構体力のある山好きさんじゃないと、自分もキツイし参加者にも迷惑をかけそう

A☆  それなりに歯ごたえと実力がないと迷惑がかかりそう

A   山好きならここがちょうどいいって感じ、山に登って愉しめる一番おすすめゾーン

H☆  Hはハイキングの略ですが、ハイキングよりはちょっと気構えが必要。

H    ハイキングクラス。ウォーキングではないですがいろいろな山を楽しく愉しめるゾーン

W☆  Wはウォーキングの略。山登り未満ウォーキング以上で普段歩き慣れてないとすこし歯ごたえあるかも

W  ウォーキング。散歩よりは歯ごたえはありますが、山に登る!が目的ではなく景観や花を愛でるなど自然や町並みを愉しむクラス



……という感じです。(CとかDとかは難易度高すぎてほとんどありません)
以前はBが自分にピッタリだったけれど、加齢と共にHをゆったり愉しんでいる人(これがまたかっこいいんですよ)。昔はBもバリバリだったけれどちょっと病気になったりで、それでも山を生活のたのしみとして昇っている人。今からAからA☆、Bへとステップアップしていって日本アルプス登山に思いを馳せている山登り盛りの人。
そして、HからBまであらゆる山行にふらりと現れてどんな山行でも楽しそうに登っている人(これもかっこいい)

……など、いろんな人がいろんな目的に合わせた山行を選んで登っているという感じです。
山に登りたい人が、それぞれの経験と体力にあわせていろいろ選べるよ!っていう選択肢の豊富にあるのが当会の良いところです!
僕はステップアップを目指したいけれどまずはなにがなくともダイエットという特殊なメンバーですけれど。




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さて、本日の山行グレードは「H」です。ハイキングクラス。

登った山は山口県下関市にあります「小倉ヶ辻」、別名「吉母富士」。標高は308.6m。

富士山の10分の1以下の山です。


だからといって舐めてはいけません。

Hクラスに選ばれる山は「誰もが知っている山」というクラスなのですが、ときおり「あんま、登ったことがないけれど、なんかおもしろそうな、あまり高くはない山」という側面があるからです。

400m程度の低山でも、登山道が思いきり急だったり荒れてるなどと、山はなめてはいけない!を実感することもありうるわけです。

そういったドキドキワクワクの楽しみがあるのもHコースの醍醐味です。
では、みんな初めての吉母富士登山レポートをお送りします。


■吉母富士 : まちづくりで登山道を整備し、登山してもらうと頑張っている山

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<朝日新聞の記事より>

小倉ヶ辻こと吉母富士と言う山は、以前から地元の人には親しまれていていたけれど、こんな山もあるから、ぜひこんね!(山口弁)と吉見(よしみ)地区まちづくり協議会(事務局は吉母(よしも)公民館にあってちょっとややこしい)が、今ホットに登山道を整備したり、許可を得て木を伐採して山頂からの景観を拓いたりと……「山に登ってもらうための楽しい努力」をしている山です。

2018年6月の山と渓谷社の分県ガイド「山口の山」に掲載されているけれど、YAMAPにはまだ登録されていないという、ある意味ピチピチの山なのです。

目ざとい山の会の会員Tさんのアンテナにひっかかり、ぜひのぼってみちゃらんね!(博多弁)ということになりました。

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朝9:40。
以前から山に登るために打ち合わせをしていた吉見まちづくり協議会の事務局のある、吉母公民館であいさつとともに御手洗いをかりてしっかりと登山準備をします。

パンフレット、貝のキーホルダーをいただくというおもてなしにびっくりです。

すこし建物は古いですがトイレは改装してあり快適です。
なお吉見まちづくり協議会では、吉母富士登山口に公衆トイレを設置するように要望をしているらしいのですが、まだまだ設置されないこと。

ちゃんとトイレのことまで考えて登山に前向きだったりします。

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10:28 しっかりと準備体操をします。これが大切なんです。
いつまでも山を愉しむためには、少し前に話題になったような、ラグビー選手の五郎丸さんのようなルーティンが大切!

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なお、登山口には杖が多数設置されていて、万全の体制です。

道はすこし林道をたどり、途中から本格的な登山となり、急坂となります。

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2日かけてはりめぐらしたというトラロープと各所に設置された山口弁全開の看板に励まされて山頂へと一歩ずつ足を進めていきます。

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11:40。そして山頂へ。本日は晴天。気温は2℃。
まことに登山日和です。

前述しましたが、山頂の眺望は東面と西面の景観をよくするために、吉見地区まちづくり協議会が伐採許可を得て、木々を伐採したとのこと。 登る道の整備、登った山頂の景観、登山者の気持ちを考えるおもてなしに、頭が下がります!!

たしかに、せっかく登った山頂の眺望がよくなかったらすこしテンションがさがりますよね。

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おもてなしは景観だけではありません。
看板、休憩の出来るイスとテーブル、記念撮影用のスマホ台、ドローン撮影映像を愉しめるQRコードの案内 と今出来ることはやっちゃうぞ!という気概がすごいのであります。

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そんなわけで地元の人のおもてなしを受けて山頂での記念撮影です。
イスの所の輪っかは「メビウスの輪」と名付けられているそうです。


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下山後はもうひとつのおたのしみ「本州最西端」の地、毘沙ノ鼻へ……。

干支の木彫りは地元の方が毎年彫っておられてまるまるしてかわいいのです!

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最南端の潮岬などは有名ですが、なかなか、訪れる機会はない本州最西端の地……。

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目の前に広がる青空と海の水平線は圧巻です。

吉母富士に登った後に訪れることで景観がさらに楽しめるのです!!






■下関考古学館・ 町の中にある前方後円墳

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吉母富士と毘沙の鼻を愉しんでも、山の会の定例山行はおわりません!

じゃーん!下関立考古学博物館。

下関には貴重な古代の遺跡がしっかりと(しかも観覧無料で)愉しめる施設があるのです。

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ガイドの安田さんが下関の綾羅木地区に、太古から弥生時代にあった遺跡を丁寧に解説。
みんな、がっつりと前のめりに聞き入るのです。

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出土品として貴重な土笛をまじまじとながめます。

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じつは、下関市綾羅木地区の遺跡はかつて都市開発を目論む業者がぶちこわそうとしたところ、遺跡を護ろうとした研究者達が立ち上がりブルドーザーのバスケットの前にたちはだかり命を賭して阻止したそうです。

結果、わずか3日という異例のスピードで国の遺跡に指定され、今も我々は遺跡に目を触れることが出来ます。

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「おい、これは円墳だぞ。よっしゃ、後期高齢者として墓に入る練習をしとこうか」という、ブラックジョークも……

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山小屋よりもりっぱじゃん!という竪穴式住居に感嘆するのも……

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そして、こじんまりとした前方後円墳の頂で記念撮影が出来るのも、遺跡を護りたい、という人々の思いがあってこそなのです。

いやぁ、Hクラスの山行もすばらしくたのしいですね!!

みんなありがとう、今日は楽しかったです。

また、HでもAでもBでもいろんな登山であいましょう。

 さよなら

  さよなら




    さよなら……

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とは、やっぱりなりません。

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帰りには、下関酒造に立ち寄って試飲&晩酌用のお酒の物色です。


あちゃー、やっぱりこうなっちゃうんですね。

(by 763酒井)



【今回お世話になったところ】

 吉見地区まちづくり協議会

 下関市立考古学博物館

 下関酒造


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